Life With Art vol.2 〜MONOTONE〜
UPCOMING 2024.11.15 - 2024.11.21この度、11月15日(金)〜11月21日(木)より「G735gallery」にてグループ展「Life With Art vol.2 〜MONOTONE〜」を開催致します!
【About The Exhibition/本イベントについて】
「Life With Art」
この言葉を掲げた理由はいくつかあるが、最も大きなものとして「日本のアート人口を増やす」という使命がある。
ここでいうアート人口というのは「アートを所有する人口」をさす。
世界のアートマーケットにおける日本の市場規模はわずか4%以下と言われているが、美術館などの来場者数で見ると世界でもトップクラスである。
つまり、日本では「アートは見るもの」であると位置付けられていると考えられるが、それだけではアーティストは育たないというのも現状である。
もちろん「アートは生活と共にするもの」と言う概念を日本に根付かせるために必要な要素や課題はたくさんあるのだが、もっと手前の部分に、自分自身の「”好き”が定まっていない」のではないかと我々は考えた。
この”好き”という感情の発露として、アートを買うという行動が出てくるのだとすれば、我々が仕掛ける展覧会は、ジャンルやテーマ、色、スタイルなどを絞り、あるいは交差させ、鑑賞者の中に潜在している”好き”を強烈に呼び起こすことを目指すべきではないか。
そういった想いから、去年の渋谷開催から2回目となる今回、それぞれ異なるジャンルで圧倒的な「存在感」を放つアーティスト14名の作品を集め、”Monotone”と”Color”を前後編で分けた唯一無二の展覧会を用意しました。
アートに興味を持ち始めたばかりの方も、未来のコレクターも、すでにコレクターとして活躍されている方も、今一度、作品を通じて『自分の”好き”を見つめる時間』として本展覧会を活用してほしい。
“Life With Art”.There are several reasons behind why this phrase was chosen, the most significant of which is our mission to “increase the art population in Japan”. “The art population” here refers to “the people who own artworks”.
It is said that Japan holds less than 4% of the global art market, yet in terms of the number of visitors to art museums, Japan is one of the world’s highest class art markets.
In other words, art in Japan is positioned as something “to be just viewed”, whereas this alone is not enough to nurture talented artists is siverly what Japan faces.
Of course, there are many elements and issues that need to be addressed in order for the concept of “art being a part of daily life” to be firmly accepted in Japan, however, we have come to realize that there is a fundamental issue here, namely, that people are unsure of their own “preference” and “like” to begin with.
Let’s say the act of “purchasing” art is an outgrowth based upon your “preference” and “likes”, then shouldn’t the exhibitions we organize aim to provoke the latent “liking” within viewers by narrowing or intersecting genres, themes, colors, styles, and other aspects of art?
Given these thoughts, we have gathered artworks by 14 artists with radiating dominant “presence” in different genres for the 2nd time since last year’s exhibition in PLAT Shibuya, and have prepared a one-of-a-kind exhibition under the theme divided into 2 parts: “Monotone” and “Color”.
Whether you are just beginning a new interest in art, a future collector, or already an active collector, we hope you will use this exhibition as a time to appreciate and look for what you “like” through the works of art.
【Artist/アーティスト】
東京を拠点に活動する。
ファッションデザインを学んだのち、アパレルデザイナーとして勤務。その後イラストレーターとして広告の世界へ転身し、2021年にアーティストとして活動を開始。
2010年代の広告業界で女性像を表現してきたキャリアを通じて、イラストレーションを現代アートの主題として再構築して表現し、多様性が謳われる現代の女性の変遷する美しさをリアルタイムで捉えて表現する。
雑誌の一部を拡大コピーしたような表現手法をとり、この方法を通じて、視覚的な言語を使ってストーリーを語りたいと考える。
また、ソーシャルメディア・オンライン上で、情報発信や議論が活発に行われている第4波フェミニズム世代の媚びない意思のある21世紀の女性像を表現の主軸におき、時代と共に変わる女性の心情や個性を描くことで、現代アートのステートメントを発信する。
新潟県出身, デザインは全て独学。
古いオモチャやジャンクパーツ等の不要になった素体を加工し組み合わせた立体コラージュの手法でアートフィギュアを製作。統一されたマットブラックカラーがSIVELIAの作品特徴でもある。
またアートフィギュアと並行してモノトーンカラーのペインティング平面作品を制作。
自身が好むカルチャーアイコン等を細筆のみを使用し描いている。
90年代後半の裏原宿カルチャー全盛の東京で自身が体験してきたカルチャーに色濃く影響を受けている。
作家として正式に活動を始めたのは2020年後半からではあるが現在は国内人気はもとより海外のアートフィギュアコレクターからも支持される。
「偶然性」「作為/無作為」を主なテーマに平面作品を制作。
構図や配色といった意思決定の段階において乱数や指示書を用いることによって、制作者の意識的な作為を排除する。このことにより、身体による出力時のブレ、偶然性を純粋に浮かび上がらせる方法をとる。
指示に従って機械的に描かれた作品にも固有の表情が生まれるように、淡々とした日々にも偶発性を見出し、イレギュラーな事象を肯定するために制作を続けている。
Zen Asukaは自己の経験を基に、作品を通じて「 生と終 」という深い哲学的なテーマを探究し、アートに昇華させています。
人間がこの世に生まれた瞬間から死と向き合っているという根源的で不可避な事実を表現しています。作品には、生命のエネルギーが躍動的に現れ(飛び散る、垂れる、流れる、混ざり合う)、キャンバスの枠を超えて観る者を引き込みます。
作品は、溢れ出すダイナミズムを持ち、キャンバスからはみ出すことで自由さを感じさせます。
これは、死という固定された真理に対抗するかのように、生命の多様性と無限の可能性を象徴しています。
与えられた生を全うし、自身にしか得ることのできない美しい時を歩むこと、生命の有限性を自覚することは今を生きる意味を感じることである。
それぞれの心の軌跡に刻まれた時は、生きた証となり、至る未来へ悦びをもたらすであろう。
1995年兵庫県神戸市生まれ。理工学部物理学科を卒業後、富士通株式会社にてSEとして勤務したのち、アーティストに転身。
世界の構成要素である原子や分子といった微視的な視点から、物質世界の構造やその奇妙さ、人類との関係をテーマに作品を制作。
ミクロの世界で発現する現象や原理は、半導体をはじめとする科学技術、化学、生物学、医療などに幅広く応用されている。一方で、これらの現象や原理は人間の直感に反しており、どう解釈するかという哲学的領域に達している。
世界を構成しているものが驚くほど奇妙な性質を持つことに心を動かされ、私たちが生きる現実世界の正体や本質は何なのかという好奇心から、量子物理学を専攻し学んだことが制作のきっかけとなった。
代表作品群である「ℏシリーズ」では、粉砕した半導体(ICチップ)を作品に使用している。半導体が物質世界と人類を繋ぐキーアイテムであると捉え、人間の限定性や世界に対する非到達性、宇宙への憧憬や畏怖を表現している。
化学反応を使った「relationsシリーズ」では、現実世界が関係によって織り成されているという解釈のもと、関係や相互作用にフォーカスした作品を展開。
物理学という独自の視点から、通常は画材として使用されない既製品や素材を用いて、新たな表現の可能性を模索している。
2018年 東京藝術大学 美術学部 絵画科油画専攻卒業。
卒業後はゲーム業界でデザイナーとしての活動を経て、現在はアートとイラストの2つの領域を横断した活動を行う。
「デジタルなもの・物質を伴い存在するものとの境界が曖昧になっている現代だからこそできる絵画へのアプローチ」をコンセプトに、 デジタル環境で描いた作品を一度出力し、その上に描画材を用いて手を加える手法やその他様々な技法を用いた絵画作品を制作、発表。
「ひろせ」名義でイラストレーターとしても多岐にわたる作品を手掛けており、国内外のゲームやライトノベル、「初音ミク」等の人気作品にイラストを提供するなど、イラストシーンを牽引する作家の一人としても注目が集まっている。
清川漠は、””獏嵌(ばくがん)””という独自の技法を用い、境界線をテーマに作品制作を行うアーティストです。
清川は学生時代、あらゆるものを寄せ集め、貼り付け、結びつけ混交させる””アッサンブラージュ””という技法を用い彫刻作品を中心に制作してました。
そこからヒントを得て、素材ではなく異なる””制作技法””そのものをアッサンブラージュさせることができないかと考えました。
版画コースに属し基本的な技法技術を学んでいたこともあり、銅版画の技法と直接書き込む絵画表現を混交させた技法として獏嵌を生み出しました。2019年10月頃からこの技法で制作しています。
獏嵌は、透明なアクリル板を支持体としてアクリル絵具で制作しています。アクリル板の裏面に塗料をあらかじめ塗り、それを彫り掻くことでラインを描いています。さらに、彫られたラインへ塗料を流し込み、反対側の表面から鑑賞させることで、よりシャープな描写を可能にしています。
アクリル板の””裏側””から掻いているため、鑑賞者が眼にする画面は反転したイメージとなり、その偶発性も清川の作品の特徴のひとつです。
現在は、より線を目立たせる為に白と黒の絵具のみを使用し制作しています。
【PRODUCTS/商品紹介】
●新作原画の販売 (一部抽選あり)
⇒出演アーティストによる本展示のために書き下ろされた新作原画の先着販売を実施(一部抽選販売)。
本展示でしか手に入らない今回の新作原画は、イベント会場にて鑑賞・購入(一部抽選申込)も可能となりますので、ぜひ会場にてご覧ください。
【11月15日(金)17時より抽選応募開始】
イベント会場でも抽選申込可能となりますので、ぜひ一度会場にてご覧のうえお申込みください。
※本抽選は、日本在住の方に限らさせていただきます。また、作品の発送先もの日本国内に限定させていただきます。
作品に関する詳細は後日公式Instagramよりアナウンス致します。
LWArt/各アーティストのSNSで作品情報や展示に関するお知らせを発信いたします。
【「LWArt」公式Instagram】
●https://www.instagram.com/lwart_official
【ABOUT/イベント概要】
【会 期】2024年11月15日(金)~11月21日(木)
※初日レセプションあり11月15日(金) 17:00 ~ 20:00
【営業時間】11:00~19:00
【会 場】G735 Gallery
東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル1F
【アクセス】東京メトロ銀座駅より 徒歩3分
JR・東京メトロ新橋駅より 徒歩6分
【主 催】京王百貨店新宿店
【協力会社】株式会社ステラキャスティング[Shoko Hirose]
【お問合せ】info@lwart.co.jp